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2010年03月04日

「福祉サービスのカットは一切ない」はないでしょう

今日から本会議での論戦が始まり、各党の代表質問が行われた。民主党からの質問に答え河村市長は「庶民革命元年予算である」「減税がなければ意味がない」などと答えたあと、今回の予算について「福祉サービスのカットは一切ない」と語気を荒げて2回も言い切りました。果たしてそうでしょうか。保育料の値上げや第3子への保育料免除をやめる、自動車図書館の廃止などをさっと見ただけでも「福祉サービスのカット」は厳然と存在します。

 例えば保育料などについて市長は、子ども手当で現金給付がされるのだから、現金給付がされない人への施策を打つチャレンジをしたとして、がん検診やワクチン接種への助成などを新たに行う、だから保育料の値上げは我慢してとの説明を繰り返していました。しかしどう説明しようと現状と比べれば明らかに負担は増える予算案になっています。
 
 昨年減税条例を可決する際に附帯決議をつけましたが、そこにも福祉サービスを低下させないようにとの内容を盛り込みましたし、市長も減税でサービス低下はないと繰り返して述べていました。今日の市長の答弁は市長自身の予算案に対する理解度を露呈しているように思いました。このことは今後の委員会審議の中での大きな争点です。

 今日の質疑、いつものこととはいえ中味の深まる議論が全くできないものでした。なぜマニフェストにあった子ども医療費助成の拡充をしなかったのかと質問が出れば、あなたたち(議員)の給料を下げてもらわないかんと答弁するし、中小企業支援策をどうするのかと聞いても、再び給料を下げてもらってから言ってもらわんと、というばかりでどのように中小企業を支援するのか全く答えないのですから議論が深まるはずもありません。議場のヤジに反応して答弁が横道にそれる、大声で怒鳴るように話す。いつものことだとも言っていいような状態ではありませんでした。市長もしっかり準備して答弁してもらいたいというのが率直な感想。

 明日からは3日間議案外質問が行われます。少しでも良い議論が展開されることを期待したいのですが、、、。

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