« 保育所の待機児童数について | メイン | 市立病院経営改善推進委員会について »
2005年07月11日
1 現況
近年、自営業者や高齢者などが加入する国民健康保険事業においては、保険料の負担能力が低く、健全な保険財政の運営に支障をきたすと同時に被保険者間の公平性を欠くなど深刻な問題となっている。
こうした状況のもと、本市においても年々低下している国民健康保険料の収納率に歯止めをかけるため、平成15年11月、市・区に昏民健康保険料収納対策本部を設置し、全市を挙げて収納対策に取り組んできた。
その結果、平成16年度(現年賦課分・滞納繰越分)の収納率が前年度を上回る見込みとなり、一定の下げ止まりの傾向が見えてきたところである。
平成17年度においても、更なる収納率の維持・向上を図る必要があることから、引続き、収納対策本部を核として取り組み、全力を挙げて収納率の改善に努める。
2 過去3ケ年の収納率推移(括弧書きは対前年度比増減)
平成14年 | 平成15年 | 平成16年 | |
---|---|---|---|
現年賦課分 | 91.80%(−0.53) | 91.14%(−0.66) | 91.50%(+0.36) |
滞納繰越分 | 8.05%(−0.92) | 7.45%(−0.60) | 8.29%(+0.84) |
滞納額 | 102億円 | 113億円 | 120億円 |
健康福祉局保険年金課